丸ごとなorange

君の声を聞かせて 君の歌を聴かせて

自転車少年記

ケータイ小説自転車少年記」が原作の2006年放送のドラマ。(だそうです。) 
制作はテレビ愛知

記念すべき山田の初主演ドラマ。(だそうです)

こちらも前回触れた先輩エイターさんからお借りしたうちの一つです。 
キスシーンがちょっとだけあるけど、ピッって早送りしちゃってね
って事前アドバイスもあり。 

このところ2006年頃の映像ばかり見ていることになりますが、二人とも顔の造作が整っていて本当にかっこいい。ようできた顔だ。 
ジャニーさんの審美眼には常々敬服いたします。大人になったときの顔も思い描けないといけないわけですから。 

「自転車」が軸になるドラマなのでペダルをこぐ脚のアップが多かったんですが、丸ちゃんの脚がすごくきれいです。 つるっつるです。
ナンシー関さんの本で、某女優さんの指か爪だかがイメージと違って美しくなかったらしく、女優としての余力に欠けるというようなことが書かれていた記憶がありますが、その点丸ちゃんはアイドルとしての余力もばっちりということになりましょうか。

DVDケースの裏面にあったあらすじ読んでみたところ、幼馴染である二人の配役が実はイメージしてたのと逆で 
まじめな自転車部主将(草太)が 丸ちゃん
チャラ系(昇平)が ヤスくん
でしたがこれがなかなかハマってまして。 
ヤスくんはずっとソフトな面しか見えてなかったけれど、 キングオブ男!のCDジャケットの金塗り姿やPVなんかを見ているとやんちゃな顔が意外とハマる人だということに気がつき、それ以来ハードな顔つきにものすごく期待してしまう。 
(このドラマではやんちゃなキメ顔をするわけではなく、見た目がチャラめなだけです。) 
しかし、 このキングオブ男!のジャケットをまじまじと見たとき、こんな金塗りな姿ってそう見れることないけど、顔の輪郭や鼻梁がものすごくよくわかって、特に安田・錦戸・大倉の3人は骨格までもが完璧なんだと関心していたんだった。 

ストーリーはさわやかで軽~い青春モノだと思いきや、挫折もあったりで思ったほど軽くはなかったけど、気がつけばこっちはもう単に親目線でしか見れなくなっていて、 21歳という設定の揺らぐ彼らを応援したい気持ちになってくる。 


大物枠(宅麻伸マイク眞木)の登場がわりと唐突で驚くのですが、夢、いや夢の名残であっても人生いつでも追い続けられることの語り部としては重みが出ていた。かも。 

大物枠ではないけど、本当に何より唐突だったのは顧問役で出演の横峯良郎だった。

…ツッコミどころはちょいちょいあります。 

とにかく若いしずいぶん昔のものなので演技がどうこうなんて全く言うつもりないのですが、どんな演技をするのかってのはやっぱり興味あってですね。 
ケンカなんて全く無縁そうな二人に見えますが、掴みあいのシーンはかなり迫力ありました。

丸ちゃんストロベリーナイトやボイランは見ていて、ボイランを見たあとならもはやもう何でも見られる自信があるので良いとして 
ヤスくんの演技してるところ初めて見たのですが、近々「ばしゃ馬さんとビッグマウス」見てみたいなと思った次第です。 

特典映像では、共演者さんたちとのきゃいきゃいした様子だとか、記者会見の模様が見られます。
記者会見で丸ちゃんが「撮影中は(相手役を)自分の彼女やと思ってやってました」
とのスタンスがあんまり今と変わらないような気がしてます(私の勝手な想像です)

二人のはしゃぎやノリが十分味わえました。
ただ若い、若いの一言につきる。

最後に、大人からすると昇平に以前の想い人(つまり草太の彼女なわけですが)への想いが残っているのを感じながらも昇平についていく朝美ちゃん(福田沙紀)が健気で。偉い。