丸ごとなorange

君の声を聞かせて 君の歌を聴かせて

三十路のあり方

いつも読ませていただいているブログにて、エイトの前には一体どんな音楽を聴いてきたか?という大変楽しい話題になっておりまして、自分も一緒になって考えてみたところ、その昔大ファンだったユニコーンの曲を無性に聴きたくなりました。

 バンドとして大転換となったと思われる3rdアルバム『服部』が一番好きなのですが、このタイトル曲である「服部」を久々に聴いてみたら

これって今のエイトに相当ハマるんではないか?と。

 これ三十路男の歌です。
「三十路少年」私はあれはあれでとても好きですが
「服部」は三十路男から若い男へ向けての完全なる上から目線。
(こっちはめっさモテまくってます。)

 大人の恋なら キャリアが必要

男の憧れ 憂いのダーティ・サーティ

なんて部分をすばるさんに煽りながら歌ってほしいなと。

 ♪男は服部 ハッ
っていう1回目の掛け声のはぜひ丸ちゃんのアップ
その後続くハッのところは順々にアップで抜いてほしい。
最後のハッ はもちろんすばるさんで。

 ユニコーンですから当然バンドです。
ああ、妄想がスラスラとできあがっていく。

服部を聴いたとき、当時は三十路なんてまだまだ想像もできない年代だった私ですが大人になるってなんか面白そうだと思ったんだった。

 妄想ついでにもうちょっとだけ。

『スプリングマン』収録の「与える男」もいいな。
歌詞もものすごく遊びが効いてるし、すばるさんに合いそうだ。

自分にとっての非常にわかりやすいロック曲の典型といえばこれ「与える男」なのです。
仮にロックのセオリーがあったとして、それは全然わからなくて完全に感覚なのですが。
言ったじゃないか!が好きなのもこれに近いような気がするからかもしれません。
って!!!!!!!も近い気がしてます。

私の脳内音楽データベースなんぞたいして蓄積もなくスカスカですので、お粗末な例えかもです。
世の中には他に良い例えがいっぱいあるとは承知しております。

言い訳はそれぐらいにしまして、ユニコーンfeaturing丸山妄想なら
「FINALLY」と「人生は上々だ」の阿部パートなんかどうだろう???
 
わあ、楽しい。

 自分の趣味嗜好だとかの礎になっているものというのが誰にでもあると思うのですが、私の場合は「ユニコーン」が大きいと思います。

表現というところで、どストレートなものにはあまり興味がわかない、というのか。さっきも書きましたけど歌詞でもほんとに遊びが効いてる。
そして、ふざけてるようでいてちゃんとそれを形作っているバックボーンを感じられるというか。

なんて偉そうに言っても、きっかけは若かりしころに何気に見た雑誌(パチロクか何か)でベースのEBIの写真を見たら、顔がどストライクだったことです。(今でも歴代好みすぎる顔上位3位には入っている。)

 当時、友達にユニコーンがいいと思うっていう話をしたら、すでにユニコーンのファンであるという今でいうところのサブカル女子的な子を紹介してもらい、ユニコーンのファンで・・・と言うや否や「でもEBIやろ?」って。それはもう私の不純な動機なんかお見通しやみたいな調子で。あれはヘコみました。

ま、顔キッカケでしたけどその後民生の才能含めていろんな感覚ひっくり返してもらって、何年もの間リスペクトしているワケなので、もう許してもらってもいいでしょうか。

大人になってから、確か6年ぐらい前かと思いますが、初めて彼らのライブに行きまして。周りは当然ほとんどが同世代、男性ファンも多しで。
新しいアルバム曲もやりながら、当時の人気曲なんかももちろんあって、とにかく感動しましたね。
特におかしな二人を聴いたとき。ライブで泣くなんて最初で最後かも。

いや、もしライブで丸ちゃんに会えたときもきっと泣くに違いない。
泣くどころか、どうにかなってしまうんだろか。