丸ごとなorange

君の声を聞かせて 君の歌を聴かせて

DREAM BOYSを見てみた

2006年のKAT-TUN&KANJANI∞ DREAMBOYSを見た。
(これもお借りしてるものです。)

亀梨くんとすばるさんのW主演の舞台
だそうです。

ファイトクラブ伝説のチャンプ、スバルの半生を映画化することになり、その主役に選ばれたかつてのライバル、カズヤ。
それに反発するスバルの仲間(関ジャニ∞)、カズヤの仲間(KAT-TUN)との対立を描いた物語。

何と乱暴なまとめ方だ。

いや、対立劇というのはすぐわかるんですが、状況設定を把握するのに時間かかりました。

そもそもファイトクラブって何だ?
(ググッても、ブラピの映画のことしか出てこない。)

対立グループがやりあう中、突然曰くありげな業界人を演じるヨコヤマが出てきて

スバルのことを映画化
え?そりゃまたどうして?
みんな何者?
となる。

地元じゃ負け知らず~ な青春アミーゴ劇を想像してたのですが、話はもう少し複雑なようだった。

伝説のチャンプ、スバルとかつてのライバルで今はショービジネス界に身を置くカズヤ。スバルの半生を映画化したいプロデューサーであるヨコヤマはカズヤを主役に選ぼうとするが、対立関係にあるグループの仲間たちは反発しあう。
スバルの提案で、カズヤとボクシングでカタをつける運びになるが、スバルは今まで体を酷使しすぎていてもはや闘える状態ではない・・・

なるほど。

実はまだ把握しきれてない部分もあるけれど、ここはファンタジーの世界ですもの。
考えるのはこれぐらいにして、目に入ることをそのまま楽しむとします。

時期的にKAT-TUN人気が既にすごい頃かと思いきや、この舞台のあとにデビューしたそうで。(wiki調べ)

確かKAT-TUNがデビューした時って、あのワルっぽさが新鮮だとかで、飛ぶ鳥を落とす勢いだったような。

当時、ビジネス誌か何か、およそアイドルなんて関係のない雑誌だったと思うのですが、「かとぅーん」を「かつーん」と読み間違えたために、ファンである娘に無視されているという書き出しで始まる記事を読んだことがあって、このお父さんライターさんが気の毒で仕方なかった記憶があります。

やはり亀梨くんは、あの手この手で「カッコよさ」を見せつけてくれる。

1人でステージに立っていても十分な存在感がありました。

そしてすばるさん。
男気あふれるカリスマな役どころ。声がすごく通るし、落ち着いたセリフ回しや演技にはかなり引き込まれました。味園ユニバースでもその演技力に驚きましたが、やっぱりうまい。
歌ったときの場の引き締まり方、そして、その姿。やっぱりメインを張れるだけあって華があるなあ。

ジャニーズの舞台といえば華麗なワイヤーアクションが浮かびますが、これが思った以上の見応え。

主にKAT-TUNがやってましたけど、オープニングから宙を舞っていた。

後半、スバルとのボクシングで勝利するも、不正を疑われたカズヤは仲間の計らいでショーをやりながら姿を隠している という設定になり、亀梨くんのIt's ショータイムとなる。
華麗さといい、表現力といい、見入ってしまった。ワイヤーなんてつけてないかのよう。
もう、参りました。
もともとの身体能力の高さはもちろんあるとは思いますが、訓練の賜物だと思う。

こんだけ、ベタ誉めしたあとになんですが、
ようやく、本題の丸山さんのことを。

正直、ジャニーズ内での序列を感じずにはいられないですが、丸ちゃんはずっと一生懸命だった。

頑張って、オラオラな顔をして、息巻いてました。
血気盛んなサマを演じ、力いっぱいダンスしてました。

決してリーダー格ではない、3番手ぐらいのやんちゃ感がうまく出てたと思うんですが。

セリフは関西弁なのに、一部標準語につられてないか?と思われる(ような気がする)ところもあるなど、微笑ましい一面もあった。

こんな昔の、すでに世に出回っているものでさえ、丸ちゃんだとなんだかいちいち心配でソワソワしてしまう。
普通にカッコよさを享受したいのに。

普段、関西弁エリアにいるため、 エイトのネイティヴな関西弁は本当に親しみを感じるし、たとえヒナちゃんがビジネス関西弁と言われようとも、あの感じは変わらないでいてほしい
と願っていますけども

正直に言おう。

今回のようにKAT-TUNの標準語のセリフと対比して見るとなったら
・・・ちょっとこちらの方にグッと来てしまった。


実は、退屈せずに最後まで見られるのか不安だったけれど、ジャニーズの皆様の芸達者ぶりにいたく感心させられました。

 

これだから やめられないよ ジャニーズは