丸ごとなorange

君の声を聞かせて 君の歌を聴かせて

夏の恋人〜前向きスクリーム!通常盤の感想

前向きスクリーム!の2パターンの初回盤に加え、通常盤を買い足しました。

出遅れましたが、ようやく「夏の恋人」を聴けました。

カップリングに丸ちゃん作詞のこの曲が入ると知っていながら、レンタルするかそのうち買うかな~というやる気のなさでしたが、SecretTrackでズッコケのイッパツ録りのことやこの曲のことを、しかも山田で話していると知ったからにはやはり!欲しいと思ってしまいました。

とりあえず、初回プレス盤に間に合ったということなのかな?
ステッカーが入っていたのがちょっと嬉しかった。

この「夏の恋人」、切ない系ラブソングを想像していたし、そんな作詞をする丸ちゃんの姿を重ね合わせてさらに切なくなる予定でしたが。
なかなか思い通りにはなってくれないものです。


戦隊ヒーローモノを思わせるような前奏で始まり、あげるよの連呼で、何をもらえるのかと思ったら勇気だった。


♪物憂げに携帯〜の下りで、あ、キャンジャニ?と思っていたら最後に、イカないで、とすば子が登場してくれたり。

ああ!
勇気をくれるというのは

♪強く生きる勇気ください〜に呼応してるってことなのか?

なるほど。


そして、ソーダ色ってかわいいし、いい表現ですね。
これもキャンディクラッシュソーダ絡み?


首ったけなんていう、だいぶ懐かしめのフレーズも耳に飛び込んできて、強く印象に残りました。


歴代ジャニーズに例えると、シブがき隊なんかが歌ってそうなノリの曲だと思いました。


シブがき隊の曲の歌詞に描かれる恋愛の形は、遊びの余地なんかなくて、マジで激しく、なんか体力いりそうなので、あくまで曲調のお話ですが。


そういえば大昔、ZOKKON命の歌詞に出てくる「素っ頓狂」という言葉の意味がわからず、親戚のおばさんに意味を尋ねて困らせたことがありました。


話が逸れました。

歌い分けについても丸ちゃんが考えたそうで。
渋谷さんパートがいつもより少ないなと思ったら今回はハモりにも回ってるとか。
贅沢です。

丸ちゃん曰く、横ちょに女々しいこと言わせたら一級品かと思っての「ごめんね」のセリフの振り分け。
これについて、ファンの子はこういうの聴きたいんよとヤスくんが言うのがファン目線の代弁のようで笑えます。

丸ちゃんの意図を丁寧に読み解いて語る様子は、ヤスくんの誠実な人柄を感じられるようでした。


総じて、儚くも熱い想いは伝わるけれど、どこかちょっと攻めに徹しきれない感じも丸ちゃんを思わせる、そんな一曲だと思いました。


そして、ズッコケのエイトイッパツ録りについての語り。

まさかバンドでやるとは思ってなかった曲だそうですが、やっぱり緊張したんですね。

楽器のことは全然わかりませんが、こういう裏話を聞けるのは楽しいです。

丸ちゃんのベースの話は、リズムの刻み方のことだったのでイメージぐらいはできそうだけど、ヤスくんのギターの話、ミュートして空ピッキングしたら一体どんな効果が出るのか?
音楽音痴の私には想像はできないけど、それについて丸ちゃんが「うわっ細かっ!」って言っている、そんなやりとりが無性にカッコいいです。


今回のシングル3パターンを総合しまして

歌もトークも、そして大好きな丸ちゃんの声が存分に楽しめました。


シングルを全パターン買うなんてのはあり得ないと思っていたですが、意外とハードルが低いものでした。


今後は、これがもうデフォルトとなってしまうんだろうなあ…。