ジャニヲタ文芸部 第0回お題「担当」
大変恐縮ですが、思い切って参加させていただくことにしました。
「夢の先を照らす者」
君もあの前髪をつかんだの?
え?何の話って? ってほら、神担当の話だよ。
なんだ。知らないのか。
最近何だかいい感じだと思ったからさ。
ほら、まあこんな恥ずかしい言い方もどうかと思うけどさ。僕がどうしてずっとみんなに愛されてきたかわかる?
みんながこのことを知ってるワケじゃない。ただ…なぜかな?
ち、ちょっと・・・落ち着いて。そんな質問攻めにしないでよ。
それって誰かって?
それはわからない。誰にも。そう、
飛びぬけて目立つとかでもないし、
ライブではうちわとかを持ってさ、
ただ自分の波長に頼るしかない。
そんな不確かなもの信じられるかって顔してるね?
無理もないよ。僕も最初はそう思った。
でもね、誰にでもいるんだ。
あ、神っていうぐらいだから、
マリア様みたいな?
ハハハ、それはちょっと甘いかな。
輝かせるためにいろんな言葉を送ってくれるんだ。
なんて言うと、なんとかwith.Tとかみたいだけど。
そんなビジネスなことじゃなくて。ん?
もっと、そう。そんなwin-winみたいなやつじゃなくてさ。
いつも決め手になる言葉を与えてくるんだ。
君の場合だったらどうかな?
ふふ、想像なんだけど君の魅力はギャップっぽいよね。
ギャグの連発もそろそろ絞って当てていけとかね。
割合としては三枚目6の二枚目4ぐらいなんじゃないの?とかね。
え?二枚目比率が多いんじゃないかって?それってキャラ的にどうよって?
そ、…そうだったんだね。
ま、これは例えでさ、僕の想像だから。
ただね、一度見つけたら、
え?僕がどうかって?
それは、今の僕の姿が示してる通りだよ。
今君に話してるみたいに、
約束を破ったらね・・・急に「降ります」とだけ言って、
その後、不思議と心に空虚感がだけが残って、
もう一度伝えておくよ。
僕らのいる世界は夢、いや幻想かもしれないけど、
もし出会ったら、すぐにつかまなくちゃだめだよ。
君なら必ず探せるさ。
終~了~。
ありがとうございました。
一人称な語り手の方は特にイメージはありませんが、
ファン=担当が、
本当は短歌や俳句など、
また機会がありましたら、
読んでいただき、ありがとうございました。